鹿児島で生まれたジャパニーズシングルモルトウィスキー
日本のウイスキー造りの最南端、鹿児島で蒸留された最後のヴィンテージ「シングルモルト」ウイスキー。マルスウイスキーは、鹿児島でウイスキー製造免許を取得した昭和24年に誕生。昭和35年、ワインとウイスキー製造のための工場(現、マルス山梨ワイナリー)を山梨県に設立。その後、昭和60年に長野県上伊那郡宮田村にウイスキー・ブランデー製造の拠点としてマルス信州蒸溜所を設立し現在に至っています。
マルス信州蒸溜所に、ウイスキー製造の拠点が移される前年の昭和59年(1984年)、鹿児島にて蒸留をおこなったモルト原酒は、四半世紀が経過し、シェリー樽に眠っている5樽で最後となりました。この1984年に鹿児島の地で蒸留し、25年間シェリー樽に貯蔵熟成されていたモルト原酒5樽をヴァッティング(混和)したシングルモルトウイスキーが「ザ・モルト・オブ・カゴシマ1984 25年」です。雄大な桜島を連想させる重厚な味わいに、錦江湾の磯の香りを感じさせるピート香が調和した逸品に仕上がりました。鹿児島の地で蒸留されたウイスキーとして最後のリリースとなる逸品です。
熟成年数 |
25年 |
生産本数 |
3,018本 |
テイスティングコメント |
パン、黒糖など厚みのある香りとドライフルーツのイチジク、レーズン様の甘く濃縮されたフルーツ香がバランスよく両立。味わいは原料由来の穀物系の甘さとシェリー樽由来の黒糖系の甘さが相まって、厚み、コクも十分で、満足感のある飲みごたえが楽しめます。 |
タイプ |
シングルモルトジャパニーズウィスキー |
蒸溜地 |
鹿児島 |
樽種類 |
ペドロ・ヒメネス・シェリー・パンチョン
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原材料 |
モルト(ノンピート)
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アルコール分 |
58% |
容量 |
700ml |