MARSMALT Le Papillon Double Cask P.helenus
「マルスモルト ル・パピヨン」は、ウイスキーの熟成環境を形成する日本の四季折々の気候風土、その自然環境の素晴らしさを、日本に生息する蝶をモチーフに表現したシリーズです。
日本最大級の蝶のひとつで、西日本を中心に広く生息する「モンキアゲハ」がテーマの本商品は、黒い翅(はね)に大きな黄白斑が特徴的なその姿をイメージして、バーボンバレルで熟成した二樽の原酒をヴァッティング。シリーズとして初めてマルス津貫蒸溜所で蒸留したモルト原酒を、ナチュラルカスクストレングス、ノンチルフィルターで瓶詰めしたシングルモルトウイスキーの逸品です。
「東京に住む私は、小学生の頃、毎日、図鑑を眺めては、遠い南国の蝶に思いを馳せていた。家族旅行で三浦海岸に訪れた時だった。満開の街路樹のツツジに見たことが無い蝶が舞っていた。息を飲む!モンキアゲハだ。自宅近くに飛んでいるクロアゲハよりも一回り大きく、白い大きな紋が鮮烈だった。私が初めて出会った異郷の蝶だ。ほんのささやかな未知との出会いだが、子供の私にとっては世界が一歩拡がる大事件だった。以来、半世紀に亘ってカメラを片手にいまだ見ぬ蝶を追いかけている。」
シリーズとして初めて、本土最南端のウイスキー蒸溜所・マルス津貫蒸溜所で蒸留した原酒を使用し、『未知との出会い』を表現したシングルモルトウイスキー。
ラベルの写真と蝶の説明文は荻野秀一さんによるものです。